2019年の目標達成確認と振り返り
超絶フライングで振り返り続けるエントリー、目標に対する進捗・振り返りが更新されていきます。
年初立てた目標の達成状況
目標 | 現在 | 備考 |
---|---|---|
PHP系カンファレンスでのロングセッション登壇 | Clear | PHPerKaigi2019にて30分(longer) |
Go系カンファレンスでのセッション登壇 | Clear | Go Conference Tokyo 2019 Springで20分 |
合計発表時間300分 | Clear(367分) | |
OSSを3個以上公開する | Clear(3) |
(2019/3/31時点更新)
登壇記録
count: 25
各Q振り返り
3Q (2019/7~2019/9)
まずこのQで一番印象深いトピックといえば、アメリカで開催されたGopherCon 2019でLT(7min)ですが初めて登壇したことでした(GopherCon 2019に参加、海外カンファレンスでLT登壇した経験を振り返る)。自分が関われるフィールドが国外にまで伸ばせるんだと少しでも思えたのでいい経験でした。それなりの人の数の前で英語スピーチしたことは実は大学の頃にもしたことはあったのですが、英語を母国語とするアメリカで現地の人達が大半を占める場所でしゃべるのは初めて非常に緊張しました。直前2週間は「なぜ登壇しようと思ってしまったのか・・・」などと暗い気持ちになったのです が無事終えれました。来年はさらに高度な内容をレベルアップさせたプレゼンテーションで国外に喋りに行きたいです。いやぁサンディエゴ天気良くてよかったなぁ。
次に嬉しかったのは、PyConJP 2019に出たことです(PyCon JP 2019に登壇、PythonでのCIとテストの話をしました)。PyCon JPは私が初めて参加したカンファレンスでその時の登壇者に憧れたのが原体験になり、今様々なカンファレンスに登壇者として参加しに行ってることに繋がっているので、数年ぶりに点と点が繋がってエモい気持ちになりました(ブログでもそれなりにいい反応を頂いていたのですごく安堵しました)
一方でこのQは、福岡・アメリカ・北海道と遠征で物理的に社にいない時間が増え、なんとか稼働をあげて人並みの事業貢献を保ったという期間になりました。「人並み以上の事業貢献をしながら外部貢献をしている」という状況を保ちたい気持ちはあるので遠征を含む外部登壇については取捨選択が必要かもなぁという課題感を感じました。
次のQは、2019年を締めることになるので、人並み以上の事業貢献をやりつつ、CakeFest 2019での英語スピーチの準備をしていこうと思います。また、ブランコの比喩はどこから来たのかでも20分熱く話させていただいたのですが、建築設計に強い興味があるので、2020年皆様の前でなにか知見となる考えが話せるようにこちらの理解も深めていきます。
では、また4Qで。
2Q (2019/4~2019/6)
golangtokyo への寄稿という形で人生初の技術書執筆デビューできました。今年中に技術書典などで技術同人誌を書きたいと目標としていたので達成感です。PHPerKaigiの登壇から間髪入れずに締め切りが来た形なので相当しんどかったんですが、相当自分の中の言語化が進んだので非常にいい機会でした。また、尊敬しているGopherの方々と技術書執筆という形で協働できたのが非常にエキサイティングな時間でした。もっとこういう楽しい時間を増やしたいのでOSS活動に本腰入れて取り組みます。
また、今年目標にしてたGo Conferenceでのセッション登壇も達成できたので良かったです。しかし、まだまだGopherとしてまだまだなので引き続き精進です。
仕事としても2Qの目標をしっかり達成できたので良かったです。各種諸々があり仕事でPythonを扱うようになり、JetBrainsのEditorを3言語分switchしながら開発できるようになりました、はい。
PHPカンファレンス福岡では、PHPerKaigiのときには内容に含めることができなかったモックの話ができたのと、その発表するために16冊くらい関連書籍を読み漁ってだいぶユニットテストやソフトウェアテストという分野の深さを実感する事ができました。
事業に対する貢献とコミュニティに対する貢献のバランスが云々ともやもやしていたのですが、個人としてやりたいことをやっていった先に組織や事業貢献があるようになっていれば結果的にいいのではと改めて思い直すなどしたので、来Qもいろいろなチャレンジをしていきます(というかもういろいろチャレンジの予定があるのでやっていくのみ)
1Q (2019/1~2019/3)
仕事は昨年リリースしたサービスの運用基盤系の整備・機能拡張についての目標を無事達成でき成果の出せた3ヶ月になったはず。
それ以外の関心事の中心は、3ヶ月間ずっと、PHPer Kaigi 2019 のトーク『「質」のいいユニットテストを書くためのプラクティス』の論理をどうやって頭の中で整理・構成するかに集中していました。普段、現場で言葉として発せられる「テストの質」について「その本質・意味はなんなんだ」というなにやら壮大なテーマをモヤモヤ考えていました。途中のいくつかのカンファレンス・勉強会・ブログでのアウトプットを通じて少しずつ考えを整理していって、今回の着地点に落ち着いたことに達成感を感じています。
ただし、同時に多大なる挫折感も感じていて、まだまだ自分では言語化できていないことが今回の30分の発表で入れた内容の何百倍もある状態です。この分野はまだまだやっていかないといけないことが多いですね。
そのほか、達成感を感じているのはDocker界隈など少しずつ下のレイヤでのアウトプットができるようになってきたことです。Container based application Design Real Practicesという発表を、Docker Meetup Tokyo #29 (Docker Bday #6)にお邪魔してさせていただいたりと、一介のサーバーサイドエンジニアの視点を入り口としてでも、自分が見える世界を少し広げられたことは嬉しく思います。
また、個人的にとってチャレンジングだったことは、アメリカ・サンディエゴで開催されるGopher Conference 2019や、今年日本で開催されるCakeFestへのセッショントーク応募ですね。英語ぺらぺらで自信があるわけでもないですが思い切って25分/30分のセッション応募したのは勇気がいりましたが行動してよかったと今では思っています。Gopher Conferenceのほうは残念ながら落選でしたので現在LT応募を量産しています。
しかし、マネージャー氏に高々と宣言した「今年はOSS作っていきます!」という言葉は今Q虚しくも「有言不実行」に終わってしまったので、来Qはやっていきします。
総括して、今Qも後悔なく生ききれたなという満足感です。
OSS
Contributing
細かいのは省いて主要なところだけ
日付 | OSS | 内容 |
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2019/10/21 | cakephp/doc | CakePHP3.9移行ガイド翻訳 |
2019/6/30 | cakephp/doc | CakePHP3.8移行ガイドページ翻訳 |
2019/1/18 | cakephp/doc | 3.7移行ガイドページの翻訳 |
Creating
released | repository | 内容 |
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2019/12/19 | hgsgtk/health-endpoint | Health endpoint patternを実装するサンプルです |
2019/9/20 | hgsgtk/mpunit | Mini PHP xUnit Testing Framework、PHPカンファレンス北海道2019で発表 |
2019/4/28 | hgsgtk/jsoncmp | JSON値の比較ライブラリ、OSSとしての体裁を整えた最初のrepository |
技術書執筆
出版日 | カテゴリ | 内容 |
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2019/12/5 | 技術評論社 | みんなのPHP 現場で役立つ最新ノウハウ! |
2019/4/14 | 技術書典6 | golang.tokyoの「文Go」に「費用対効果の高いユニットテストを実現するためのGoの基礎技法」を寄稿しました #技術書典 |
公開ブログエントリ
※ イベントレポートは除く
所属企業寄稿
公開日 | カテゴリ | タイトル |
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2019/12/04 | AWS | Amazon Auroraのカスタムエンドポイントでのフェールオーバーを想定した設定 |
2019/11/11 | 英語 | 【英語スピーチの振り返り】日本で初開催のCakeFest 2019での登壇、スポンサーしました |
2019/5/22 | 登壇 | Go Conference Tokyo 2019 Spring にて行った発表内容の作り方 #gocon |
2019/3/6 | 監視 | アプリケーション監視のパターン「Health エンドポイントパターン」を実践する | 書籍『入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン』を読んで |
2019/1/16 | AWS | ECS(Fargate)でコンテナアプリケーションを動かすための設定情報の扱い方 |